美馬中学校

校区は，美馬市（平成17年3月1日合併）の西端に位置し，徳島市より西へ50㎞，讃岐山脈の南麓，吉野川北岸に位置し，東西8.3㎞，南北8.2㎞，総面積46.4㎢の扇状地に展開する農山村地域である。産業は農業が中心であるが，多くは兼業農家である。特産物として，ブロイラーの飼育加工などがあげられ，地場産業の振興に力を入れている。
一方，古くから阿波西部の交通・政治・文化の中心として発展し，その文化財に恵まれ，遺跡も多い。段の塚穴をはじめとする古墳群，郡里廃寺跡，経塚，寺町，正部神社のおねり，願勝寺の枯山水，重清城跡などである。
吉野川にかかる美馬橋は昭和33年に，青石橋は昭和58年2月に，中央橋は昭和63年2月に開通し，年々南岸の交通量が増加してきている。平成9年3月には三頭トンネルが開通し，貞光と坂出を結ぶ交通路も整備された。平成10年3月には徳島自動車道美馬インターチェンジが開通し京阪神との交通も大変便利になった。三頭山には四国ハンググライディングサイトが設置され，平成13年7月には，県が整備しているオートキャンプ場「四国三郎の郷」が完成した。豊かな自然と，バラエティーに富んだ施設を備えている。